ついに新エキスパンション『戦乱のゼンディカー』が発売となり、各地では新スタンやドラフトで盛り上がっていることと思います。
自分はというと、スタンのデッキはひとまず置いておいて、先週末ドラフトに4回ほど参加してきました。


まず、『戦乱のゼンディカー』の記念すべき初ドラフトは毎週金曜日に行われているFNMとなりました。
発売日ということで皆さんパックを大量に剥いていて、翌日に予約していたBOXが到着予定だった自分はその光景を羨ましく見ているだけでした。


パック開封を横目に、参加者は8人が集まりドラフト開始。
記念すべき第一パックのレアは《苦い真理/Painful Truths》!
…ということでレアは無視して、一番丸そうな《コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler》をピック。

その後、《完全無視/Complete Disregard》や《霞の徘徊者/Murk Strider》といった青黒のエルドラージ関連のカードが次々と流れてきたので、自然の流れで青黒へ。
途中《乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper》が流れてきたのでカットし、最終的に青黒t白欠色デッキが完成しました。

レアは《乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper》、《陰惨な殺戮/Gruesome Slaughter》、《大草原の川/Prairie Stream》の3枚。
レアだけ見ると強そうではないですね…。

青黒系のエルドラージはパワーが低めなので、《陰惨な殺戮/Gruesome Slaughter》を有効に活用することは出来ませんでしたが、それでもデッキのクリーチャーがほぼ無色だったのでそれなりに活躍はしました。

1戦目2-0、2戦目2-0から、3戦目は他に2勝者もいなかったのでIDしようかということになりID。
結果、初ドラフトは2-0-1でトップという幸先の良いスタートとなりました。

景品は《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》と《マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir》で迷いましたが、ドラーナの方が期待感があったのでドラーナをお持ち帰り。


そして日曜日には少人数でのドラフト大会に参加。

1回目は5人参加の赤緑t青欠色デッキで、1-0-2の2位でした。
デッキ自体は非常に完成度が高かったため、初戦のプレイミス(《虚空の接触/Touch of the Void》をインスタントと勘違いして1ターン無駄にした)あるいは最終戦にもう数分時間があれば(盤面は制圧していてあと2~3ターンあれば勝てたが時間切れでドロー)おそらくトップだったでしょう。

2回目は5人参加の白赤緑同盟者デッキで、0-2の5位でした。
デッキはそれほど強そうではなかったとはいえ、負けた勝負がすべてマナフラッドorマナスクリューということで、少々悔いの残る結果となりました。

3回目は4人参加の白赤デッキで、1-1の2位でした。
初手《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder》から、いくつかコンバットトリック系を取っていたら2枚目のザダが。
これはもう専用デッキを組むしかないということでピックをしていきましたが、残念なことに2マナ域のクリーチャーがほとんど流れてこず、中途半端なデッキとなってしまいました。
もしかすると白赤ではなく赤緑に行ったほうがクリーチャーも並ぶので自然なデッキになったかもしれません。


さて、とりあえず4回のドラフトを通して感じたことをいくつか。

1.時間切れに注意。
今回はクリーチャー、呪文ともに軽くて強いというものが少なく、さらに時間稼ぎのようなカードも多いため、長期戦になりがちで、普段より時間切れが多く発生していました。
そのため初戦で負けが濃厚になった場合、下手に粘らずにすぐ次のゲームに行ったほうが良いかもしれません。

2.同盟者よりエルドラージの方が無難。
同盟者は単独で強いカードがエルドラージに比べて少ないため、専用に組んでしまうと修正がなかなか効きません。
そのため出来ればレアから入るようにして、その後も無理にシナジーのみで固めようとせずに柔軟にピックしたほうが安定すると思います。
特に《タジュールの戦呼び/Tajuru Warcaller》は緑の同盟者も少ないため、トークンをばらまくエルドラージ系のカードも合わせてピックした方が有効に活用できそうです。

3.早いデッキは厳しい。
前述したとおり、今回はクリーチャー、呪文ともに軽くて強いというものが少なく、さらに時間稼ぎのようなカードも多いため、早期に決着するのが難しいです。
よほど上手くデッキを組めないと中盤から一気にひっくり返されます。

4.飛行は正義。
優良な飛行クリーチャーが少ないため、普段にも増して飛行の重要性が高そうです。
緑には《垂直落下/Plummet》という強力な対策カードがありますが、飛行自体が少ない分、下手に入れてしまうと腐ってしまう場面も多くなるため注意が必要です。


まだまだ環境初期ですので、今後新たなデッキタイプや戦略など色々な発見があるでしょう。
個人的にはオリジンやタルキールに比べてピックやデッキ構築が非常に難しいセットだと感じたので、もっと回数を重ねて慣れていきたいと思います。

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